はじめに
静岡県鹿島海岸の目の前でサーフショップをしている、
元JPSAプロサーファー宇田大地氏 が監修にたずさわった、
今回のゲレンデバージョンモデルは・・、
徹底的にゲレンデの波を分析し、
波質をベースに開発されたサーフボードである。
名前の由来 - Warp6
『Warp(ワープ)』と聞くと、皆さんは宇宙空間で宇宙船が時空を飛び越えて行くことをイメージするのではないでしょうか?
まさに、そんなイメージから・・皆さんにこのボードを乗ることによって今までショートボードでは波に乗ることができなかった人が、いっきに時空を飛び越えてできるようになる。
そんな思いがこのボードには込められています。
『6』には、6feetという長さへのこだわりと思いが秘められています。
初心者の方がいきなり6feetのボードで波に乗ることは、まず不可能といってよいでしょう。
それが仮に世界チャンピオンをインストラクターにつけたとしても・・・。
そんな不可能への挑戦が『6』という数字には込められています。
二つあわせて『Warp 6』 サーフィンへ挑戦する人とともに・・・
このボードで波に乗ることができたあなたの笑顔こそが、私たちが求めているものです。
取り組み - Warp6
今回『Warp 6』は、ゲレンデを静岡県鹿島海岸にターゲットを絞り開発をすることにしました。
そして、鹿島海岸の波質を徹底的に調査・分析してデータを収集しました。
まず、この鹿島海岸はビーチブレイクと呼ばれる海底が砂浜の遠浅の地形になっていて、そのような形状から作り出される鹿島の波は崩れるスピードもゆっくりで斜面の角度もゆるやかです。
サーフィンは波から押し出される力を利用して波に乗るので、波の角度が緩やかでスピードもゆっくりということは、鹿島の波質は押し出される力が弱いことを示します。
次にこれらの情報から開発途中のボードを作成して、2日間にわたり試乗テストを開催して、実際にユーザーからのアンケート調査を実施しました。
約50名程のアンケートがとれ、私たちのイメージしていたこととは違う興味深いデータが得られました。
これらことから、今回の『Warp 6』が開発され完成することになりました。
いよいよ製作開始・・・始まりました! - Warp6
今回から写真つきでWARP 6の特徴を説明します。
何本も・・何本も・・線をたくさん書いて・・・
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アウトラインを決定しました。
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ノーズの先端がFUNボードやロングボードのように丸くならないようにして・・
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イメージどおりのラインが仕上がり・・、ノコギリが入りました!
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アウトラインの秘密・・・ - Warp6
ワイドレスポイントをセンターよりノーズよりにあげています
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通常のサーフボードは、ワイドレスポイントと言って、幅の一番広い部分が・・、
センターから10cmテールより以内に設定されているのが、ほとんどです。
しかし・・、Warp6は、写真でもわかるように、ワイドレスポイントをセンターよりノーズよりにあげています。
これにより・・・・
一番幅の広い部分が調度、テイクオフで立ち上がるときの手を付く位置になります。
そうすると・・・
立ち上がるときのグラつきを、解消し、落ち着いて安定したテイクオフが実現します。
デッキコンケーブ - Warp6
本来ボトムに入るべきコンケーブ(みぞ)をデッキに入れました
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本来ボトムに入るべきコンケーブ(みぞ)をデッキに入れました
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本来ボトムに入るべきコンケーブ(みぞ)をデッキに入れました
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写真でもはっきりわかるように、本来ボトムに入るべきコンケーブ(みぞ)をデッキに入れました。
これにより・・・
初めての方は自分がボードのどの位置に乗ってパドリングすればよいか?
また、どの位置に立てばよいのかが?明確にわかります。
さらに、コンケーブの中に身体が収まることにより、パドリング時のフラツキ感が軽減されます。
これには、デッキコンケーブ特有の重心が下がる事から来る、安定性能効果が引き出されているからです。
さらに、レールに残ったボリュームが、双胴船やアウトリガーのボードのような効果も生み出しより、快適な乗り心地を与えてくれます。
テールエンドの幅 - Warp6
Warp6は、その倍以上の エンド幅 で仕上げています。
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通常のショートボードは8cm・10cm・12cm・14cmと言う具合のテールエンドの幅ですが・・・
Warp6は、その倍以上の エンド幅 で仕上げています。
アークテールと呼ばれるその形状は、BIG スカッシュテールとでも表現するべきか?
通常ではありえないほどの幅の広さです。
しかし、この幅の広さにこそ、鹿島ビーチのソフトWAVE攻略の秘密が隠されています。
ご説明しましょう・・・。
ソフトWAVE=ノーパワー=波が押してくれる力が弱いということになります。
つまり弱い力をより引き出すためには、後方より迫り来る波に対したくさんの面積でその力を受けるようにすることこそが、カギになります。
風が強い日に、ボードを持つ時皆さんはどうしますか?之と同じ原理なのです。
このテールエンドの幅こそが・・、鹿島の波でうねりからより早くボードが走り出し、ゆとりあるテイクオフが可能になるのです。
さらに、力みやすい初めての方には、後ろ足の部分に幅があることが、どれだけ効果的か?
実戦で、体感されることになるでしょう。
ノーズロッカー - Warp6
ノーズ・ロッカー
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ノーズ・ロッカー
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レトロ系のボードは、通常ロッカーと呼ばれる、ボード全体のソリを抑えて、ダウンしているものですが・・、
WARP6のノーズロッカーは、まるでショートのパキパキボードのノーズがそそり立つように、フリップして強くなっています。
これにより・・・・
初心者に良くありがちな、ノーズが海面にささってしまう状況でも、素早くリカバリーして、対処できるように、なります。